インターネット人物列伝 -15ページ目

敗軍の将ゴッゴルを語る

ゴッゴルとは、SEO Association によって開催されている第 1 回 SEO コンテストのキーワードのことである。

当然ながら、Webサイトのアクセスアップを考えている人間ならば、こういったお祭り騒ぎには参加しなければならないので、もちろん参加したのだが残念ながら、そのサイトはGoogleの検索結果に一向に表示されていない。まさに完敗である。

この敗北の最大の理由は、ブログではなく普通のWebページだった点が挙げられる。

なぜ、ブログではなく普通のWebページで参戦したかと言うと、ブログが検索エンジン最適化において有利なのは、トラックバック機能で簡単に被リンクを受けることで、ページランクを上げられることだろうと誤解していたからである。経験上、ページランクが上がってもGoogle経由での訪問者数が増えるわけではないことはわかっていたので、ページ内のコンテンツのキーワードマッチを高めることで、被リンクは考えなくても検索結果での上位表示を狙えるだろうと考えたのである。

しかし、これは大きな間違いであった。検索エンジン最適化といった観点から考えるとトラックバックは、トラックバックする側にではなくされる側に大きな利点をもたらしていると思えるからだ。現在検索結果の先頭に表示されている青い空は大嫌いだ水色の空は大好きだをキーワードマッチという視点でみると、その優位性は明らかである。トラックバックしてきたエントリのタイトルが、このエントリの「ゴッゴル」というキーワードに対する一致性を高めているのだ。

このことから考えて、今回のSEO コンテストにおいて、入賞を狙うためには早い段階でブログで参戦し、トラックバックをがんがん受けるのが有効な作戦だったのではないかと深く反省している次第である。

Alexa Toolbar

Alexa Toolbarは、米amazonが運営するAlexa(英語)で配布している無料のツールバーで、ブラウザで表示中のサイトのトラフィックランクや被リンク数などの表示ができる。(ただし、独自ドメインのサイトじゃないと意味がない。)

表示されているランクをクリックするとさらに詳しい情報が見ることができるので、気になるサイトやライバルサイトのアクセス動向が確認でき非常に便利。

Alexa Toolbar のダウンロード

孫正義

本名:孫正義、職業:ソフトバンク社長。

パソコンソフト卸会社「日本ソフトバンク」を設立して起業、その後パソコン関連の出版業に進出し業務を拡大。

ネットバブル前に、米国Yahoo!社に多額の出資を行う。Yahoo!の成功によってにより多額の資金を得るとともに、絶大な知名度を獲得する。この成功で得た多額の資金をさまざまな分野に投資するが、あまり成功したとはいえない。

2001年にADSLプロバイダ東京メタリックを買収、Yahoo!BBのサービスを開始し、通信事業に本格的に進出。多額の販促費と割安な料金で多数のユーザーの獲得に成功する。収支自体は今のところ赤字のようだが、NTTによる支配を打破し、日本におけるブロードバンド普及に大きな役割を果たす。

有名な孫正義氏の「人生50年計画」。

「二十代で名乗りを上げ、三十代で軍資金を最低で一千億円貯め、
四十代でひと勝負し、五十代で事業を完成させ、六十代で事業を後継者に引き継ぐ。」

うーん、なんか古風。

ライブドア、パブリック・ジャーナリストの募集開始

ライブドアが定義する「パブリック・ジャーナリスト」とは、プレスリリースを引用すると。

プロの記者とは異なり、本業の中で感じたことなどを客観的なニュースや主観的なオピニオンとして記事を書いていただく方々を意味しています。

ということらしいのだが、インターネットに接続できれば、誰でも自由にニュースや自分の意見を発信できる時代に、「パブリック・ジャーナリスト」とやらに応募するメリットはあるのかについて、ぼんやりと考えてみる。

原稿料は採用された場合だけ規定のポイントで、あとは反響のあった記事だけ別途報酬が貰えるようだ、なかなか厳しい条件だ。どれだけポイントが貰えるのかわからないが、金銭的な見返りは期待できなさそうだ。

では、応募する側にメリットがあるのだろうか。おそらく大きなメリットがあるだろう、なんといっても「パブリック」という余計な文字がついているものの「ジャーナリスト」を名乗れるのである。これは大きい。(笑)

そして「名前が売れる」というのも大きなメリットだ。国内外の報道機関が無料でプロ記者のニュースを公開している状況で、パブリック・ジャーナリストによるニュースコンテンツで、ライブドアが利益を上げられるだけのアクセス数を稼げるのかは疑問だ。しかし、利益を上げるために十分なアクセス数ではなくても、良質の記事を書いた記者が名前を売るには十分なアクセス数となる可能性はある。

というわけで、研修料として8千円かかるようだが、ジャーナリストという仕事に関心があって、金銭的な見返りがなくても良いというのであれば、応募してみるのも良いのではないかと思う。まあ、5時間の研修でいい記事が書けるようになるとは思えないが、本人の努力次第ではチャンスがあるかもしれない。

パブリック・ジャーナリスト募集URL
http://news.livedoor.com/webapp/project/

ボクサーとストリートファイターの戦い

「日本でネットとリアルの社会が分断されている理由」という湯川氏のエントリに切込隊長が絡む形で議論が展開されてるが、これを見ていると、さながらボクサーとストリートファイターの戦いを見ているようで非常に興味深い。もちろん、ボクサーとは湯川氏でストリートファイターとは切込隊長である。

両者間の議論については、それぞれのエントリを見てもらったほうがいいので、ここでは触れないが、議論の発端となった湯川氏のエントリについて述べてみたい。

まず、タイトルの「日本でネットとリアルの社会が分断されている理由」については、ネット界とリアル界(ネットを利用しない人の世界?)が分断されているのは、リアル界の人がネットを使わないからである。ようするに線がつながってない(笑)。これは、「ネット世代が社会の実権握る」時代になったとしても変わらないだろうし、これはこれでやむをえないのではないかと思う。使う気のない人間にネットを使うことを強制することはできない。

次に、ネット上の議論が世論するかどうかについて言えば、湯川氏が言うとおり日本の現状では社会において影響力のある人間がネット利用者とはいえないため、ネットとリアルを合せた社会全体においては、ネットの影響力は限定的であるが、「ネット世代が社会の実権握る」ようになれば、ネット上の議論が世論形成に大きな影響を与えるだろう。

もっともそれが、湯川氏が別のエントリで触れている参加型ジャーナリズムのような「新しい形のジャーナリズム」を生み出すかどうかについては、なんともいえないと思うのだが、「ネット世代が社会の実権握る」過程で、ネットを利用する人と利用しない人の考え方の違いから、世論に大きな変化が起こる可能性が高いのではないかと考えている。その変化が社会に与えるインパクトはを考えると「どうでもいいとは」とはいえないと思うのだが。

一部変更・ライブドアの規約改定騒動

補足の内容を規約に反映させたようで、規約が変更になってるね。

意味のわかる内容にはなったけど、やはりというかなんというか「出版」が入ったね。「文章を読みやすくするための編集など」とか書いてるし。なにがなんでも本は出したいみたいだな。

まあ、これで今回の規約改定は打ち止めかな。でもこれじゃユーザーの流出はとめられないような。

補足・ライブドアの規約改定騒動

ライブドアの規約、補足がでたね。

まあこの内容だと、ブログの内容をそのまま本にするようなことはないだろうけど、サイトの宣伝もかねてライブドアブログついての本を出版するような場合、面白そうなブログの内容を部分的に抜き出して紹介するような形で使いたいのかなってとこなのかな。

もちろんたんなる憶測にすぎないのだが。

Windows で動くWebサーバー

無料ホームページやレンタルサーバーにWebサイトを置いてると、CGIを作ったりテストするためにはCGIの開発環境を自分で持たないといけないのだが、そのためにわざわざLinuxを導入というのもかなり面倒である。そういうときに便利なのが、このAN HTTPD だ。

AN HTTPD はWindowsで動作するWebサーバーなので、普段使ってるパソコンにインストールするだけで簡単にCGIの開発環境を構築できる。

ライブドアの規約改定騒動

ライブドアが熱い。架空取引疑惑が浮上する中、それだけでは不足とみたか、あからさまな規約改定でライブドア会員の反感を買い一気にお祭り騒ぎ状態である。さすがライブドア話題性については超一流である。

ライブドアの規約改定で問題となっている部分、

第8条 (ウェブログの公開について)

(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。

(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。

うーむ、トラックバックまでかい。トラックバックした人はライブドアの利用規約に同意してないはずだが・・・。

そこらへんの権利関係はどうなるんだろう。というわけで、もちろん著作権は放棄する気はないが、ライブドアのエントリにトラックバックしてみるテスト。

はてなの住所登録騒動

はてなの近藤さんのブログ「はてなへの住所登録の背景について」によると、はてな内の情報を削除するときにはガイドラインに沿って削除するのだが、その際、削除申立者が誰なの把握するため住所や氏名の開示を求めてるが、情報発信者の登録情報がいいかげんな内容の場合、どこの誰かわからないのでは、情報発信者の権利を守ることができないから、正確な住所を登録してくれということのようである。

それに対し、いろいろ憶測があるようで、

切込隊長BLOG(ブログ) ~俺様キングダム はてなの個人情報ゲットはTSUTAYA、楽天とのポイント交換ビジネスに参入するための布石だったらしい件について

これはまあなんというか、そこまで勘ぐる必要があるのかって感じかな。

弁護士さんもこの問題に言及しているようなので一応リンク。
弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」